「皆さん入館費は何年契約が多いですか？」という質問をよく受けます。そこで、実際の皆さんがどんな選択をされているかや契約期間の選択が経済的にどんな影響を及ぼすか、また併せて途中で契約を解除する場合の条件と違約金について詳しく説明します。

契約期間の割合をご紹介します。

2023年春にWIDシリーズの寮に入寮された方々の中で、入館費を1年契約と2年契約を選択された方がほぼ同数で、全体の約7割を占めています。また、4年契約を選択された方も約3割近くに上ります。

多くの学生は最初の1年間を新生活に慣れる期間として、または2年間を過ごした後で今後の住居を決めるために学生寮を選択しています。さらに、初めから4年間の滞在を計画している方もいれば、後述しますが、4年契約は年間の費用を抑えられるため、2年契約と迷われた末に4年契約を選ばれる方も一定数いらっしゃいます。

契約方法の違いと経済的メリット

WIDおよび提携寮ドーミーの入館費は、原則として1年、2年、3年、4年の契約期間から選択できます。

例えば、「WID早稲田」では1年契約160,000円、2年契約200,000円、3年契約240,000円、4年契約280,000円と設定されており、長期契約は経済的なメリットが大きいです。また、実際には転居の手間や部屋探しのコストを省けるので、安定した住居を確保し、学業に専念するための安心感も得られます。

＜シミュレーション１＞

例えば、WID早稲田で、入寮時に【1年契約】をして1年契約を3回更新すると合計49.6万円（初回1年契約 16万円+ 更新1年 16万円 x 70%※）が必要ですが、初めから【4年契約】をする場合は28万円となり、21.6万円の差額が発生します。

※契約更新は掛け率70%となります

＜シミュレーション２＞

また、入寮時に【2年契約】をして2年契約を更新すると合計34万円（初回2年契約 20万円+ 更新2年 20万円 x 70%）で、【4年契約】と6万円の差がでます。そのため、2年契約か4年契約か悩まれた方は、4年契約を選ぶ方も多いです。

契約解除の場合の条件

次に、もう一つ多く質問をいただく「途中で契約を解除する場合の条件と違約金」について詳しく説明します。

契約期間中に解約を希望する場合、違約金として50,000円が発生します。ただし、毎年度3月の解約は特典があり違約金は不要です。

• 途中解約の違約金: 契約期間中に解約を希望する場合、違約金として50,000円が発生します。しかし、これには例外があります。
• 3月の解約特典: 毎年度3月に契約を解除する場合、違約金は不要です。
• 返金ポリシー: 支払った費用は基本的には返金されません。ただし、年払いした場合は残りの月数に応じて月割りで返金されることがあります。
• 時期による違約金の変動: 4月以降に契約が残っている状態で解約する場合には、以下の通り違約金が異なります：
  • 12月31日まで：無料
  • 1月中：35,000円
  • 2月中：70,000円
  • 3月1日から3月15日：105,000円
  • 3月16日から3月31日：140,000円

まとめ

• 初年度の契約年数は1年・2年契約が合わせて7割、4年契約も約3割。
• 途中解約は契約期間中に違約金が発生しますが、毎年3月に契約解除する場合は違約金がかかりません。
• 長期契約は経済的な面だけでなく、安心感も大きいことがメリットです。

WID早稲田の契約期間の選択がどのように経済的な影響を及ぼすかをご理解いただけましたでしょうか。最初の契約年数は1年・2年契約が多いですが、4年契約も約3割近くいらっしゃいます。長期契約は、経済的な面だけでなく、転居や部屋探しの手間を省き、学業に集中できる安定した住居環境を提供します。このため、長期契約は多くの学生にとって有益な選択肢となります。

皆さんの住居選択に関する決定に、この情報が役立つことを願っています。ご不明点やご質問があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

※本記事の内容は2024年1月時点です。また入館費は2024年4月入学者向けです。