早稲田大学が独自に設置している学内奨学金は、おおよそ150種類。そのすべてが返済不要の給付奨学金です。なかでも代表的なのが入学前に採用決定する「めざせ！都の西北奨学金」です。また、早稲田大学の提携国際学生寮WIDを提供する、当社（株式会社共立メンテナンス）も独自の奨学寮制度をご提供しております。今回は、都の西北奨学金と奨学寮制度を実際に利用された政治経済学部3年のKさんが暮らすWID所沢に伺い、受験生時代から入学後の生活についてお話を伺いました。

私は、第一希望だった早稲田大学に無事に合格が決まり、都の西北奨学金と奨学寮制度で自立した生活をスタートさせました。兵庫県出身の私にとって、東京での生活は新しい体験の連続でした。

WID所沢を選んだ理由

私がWID所沢を選んだきっかけは、当初入居していた寮が閉鎖となり、新しい寮を探す必要に迫られたことでした。そこで候補となったのがWID所沢でした。

実は私の中での候補としては最下位でした。どうしても所沢は早稲田キャンパスからはかなり離れているので、通学時間がかかるのが懸念だったからです。でも、実際に訪れてみると駅から非常に近く、しかも都心までは一本の電車で直通できることがわかりました。そして何より、出迎えてくれた寮母さんの温かな印象がとても良かったのを覚えています。まるで家族のように受け入れてくれ、ここでの生活を選択する決定的な理由となりました。さらに広々とした個室も私にぴったり合っていたのです。

学生生活のサポート体制

生活面では、朝夕の食事を提供してもらえるのが大変ありがたいです。築年数もそれなりに経ってはいますが、共用施設がいつも綺麗に管理されており、大浴場だけでなく24時間つかえるプライベートシャワーがあるのも魅力でした。治安の良さや都心へのアクセスの良さも、私にとっての安心材料となりました。奨学寮制度を活用できるので費用も抑えられながらも、生活面のサポートが手厚く、大学生活に集中できていると感じています。

また、一人暮らしをするようになってから、生活リズムが整い、自己管理能力が向上したと実感しています。食事や洗濯、掃除などの家事を一人でこなす力がつき、少しずつ自立心が高まっている感覚があります。

バイトを通して得た成長

以前は塾講師のアルバイトをしていましたが、最近、百貨店での販売員へと転職しました。百貨店を選んだのは、接客業を通じて、より多くの人と関わる機会を得たいと思ったからです。また、大学では政治経済学だけでなく、英語力と中国語の習得にも力を入れています。グローバル社会で通用する語学力は重要な武器になると信じているからです。また、専門科目を取り終えたら、早稲田大学のオープン科目を活用して、音楽や美術などの分野にも触れて行きたいと思っています。教養を深めることで、総合的な力を身に付けられるようになりたいですね。

受験生に伝えたいこと

最後に、私は受験生の皆さんや後輩に対して、「今取り組んでいることを大切に、全力で頑張ってほしい」と伝えたいと思います。受験勉強も部活動も友人関係も「今」しか取り組むことのできないとても貴重な経験です。そのため、全力で取り組むことが大切ではないかと考えています。それらの経験で自分は成長したと考えています。そして入学後は、興味のあることにどんどんチャレンジしてください。学業はもちろんのこと、サークル活動やアルバイトなどを通じて視野を広げてほしいです。都の西北奨学金とWID所沢の奨学寮は、私にとって経済的な支援だけでなく、自立と成長の場を提供してくれました。

（撮影／白浜哲　取材／西泰宏　文／静川泰平　協力／WID所沢）

奨学寮制度とは？

WID及びドーミーを運営管理する共立メンテナンスでは、早稲田大学独自の奨学金「めざせ! 都の西北 奨学金」を利用される方を対象に、特別料金で寮生活をご提供する制度を設けています。この制度は、奨学金受給生の負担を軽減し、より豊かな大学生活を送ることを支援するためのものです対象となるのはWID花小金井2およびWID所沢です。これらの寮は、朝夕の食事付きで初めての一人暮らしに対するサポート充実しています。費用は特別料金となります。

詳しくはこちら<https://wasedalife.com/news/p1680/>

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